2011年01月17日

ネーミング

子供の名前、まだ決まりません。

まず、私の名前「静」のこと。
小学生の時に授業の課題か何かで
自分の名前の由来を発表することに。
両親に聞いたら、
「そうねぇ。
静岡とか(母の故郷)、静御前とか、まあそんなかんじね。」
子供心にもあんまり思い入れのないような雰囲気を感じました。
なんとなく決めた感(笑
言い方かしら?

しかも
静御前について知れば知るほど
源義経との不遇の恋
生き別れるし
子供は産んでソッコー殺されるし
「一人静」という植物を知っては、妙に切なく思ったり
「二人静」という和三盆のお菓子を知っては、ほっとしたり
それでも
愛しい人を想って踊る舞
文字通り身を焦がすような
生涯に一度でもそんな恋ができるということは
存外女としてしあわせな事かもしれないと
大人になって思うようになりました。
なんにしても大昔すぎて本当のところはよくわからないので
名前を勝手に関連させたからには
都合のいいように解釈です。

両親もまさか
愛する人と生き別れになることを願ってつけた名前ではなく
静御前の持つ美しい舞姫のイメージが先行してのことと思います。

そういうわけで
私も両親の軽めのフィーリングを引き継ぎ
子供の名前候補に「巴(ともえ)」を考えてます。
御前つながりです。
静御前。巴御前。

巴御前というと
自らも馬にまたがり鎧兜をつけて愛する人と戦った人
強かったらしい。美しかったらしい。
私の大まかなイメージはそんなかんじです。
細かく紐解くといろいろ負のイメージもあったりしそうですが。
後に源義仲とは別の人と結婚して子供を産んだりするあたりも逞しくていいのかも。
静御前のように「舞う」だけじゃなく
平成生まれはこのくらい逞しくないと。

巴といえば巴投げ。
柔道の技から
柔軟な子供になってほしい
というのも付け加えておきます。

あと、普通っぽい名前なところもよいと思ってます。
昭和生まれの私は
あんまり大袈裟だったり、かわゆすぎる名前はどうも照れくさい。
そんな大層なもんじゃないわよって。

あと、くだらない気がかりは
静も巴も源氏関係なこと。
九州は平家の落人伝説とかけっこう目につくので。
この地にそぐわなかったりするのかしらどうなのかしら。
ま、平和な現代ってことで。

これは今のところの私の第一候補。
基本的には
男の子の名前はダンナさんがもう決めているので
女の子の名前の決定権は私にあると思っています。
今ダンナさんがワクワクしながら子供の名前を考えているので
私も琴線に触れる名前があったら
それを採用しようと思ってます。
が、ロマンチックな名前の候補が多くてなかなか(笑

なんにしても
しあわせな悩みです。



Posted by シズカ at 16:17│Comments(0)
 
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